Q1.社長に就任されてから今日までの歩みを簡単にご紹介ください。

A1.2009年7月に代表取締役に就任しました。前社長は私の父で、会社創立45年目に2代目として引き継がせていただきました。就任当初は、リーマンショックの後でしたから、いろいろな方達に『大変な時期に経営者になったね』と同情され心配されることのほうが多かったように思います。その頃の自分は、経営者としていろいろと勉強はするものの確固たる信念が持てず、誰かから借りてきたノウハウや経験で経営しているような感じで、しかしだからといって自信が無いわけではないといったような、とてももやもやした気分でいたことを覚えています。また、一つの決断にいろいろと悩み、時間がかかっていたことも覚えています。

そんな自分でしたが、社長になって1年が終わったころにパフォーミアと出会い、大きく人生観や価値観を変えることができました。そのおかげで社長を引き継いで4年目で過去最高の売り上げを達成しました。その後、住宅業界ということで消費税増税の影響などの落ち込みを覚悟していましたが、ふたを開けてみれば、数字もほとんど落ち込まずに今に至ります。その他、事業活動だけではない地域活性化プロジェクトなどを立ち上げ成功していますが、そこにはパフォーミアの考え方が影響しています。

Q2.パフォーミアを導入されたきっかけは何でしたか? 

A.社長になって一番苦労していたのは社員採用と組織の目標統一でした。人の見極めはとても難しく、人によって成長速度が違いすぎるのはなぜだろうか?同じ価値観と情熱を共有するためにはどうすればよいのか?など、いろいろと悩んでいる時にパフォーミアに出会いました。話を聞かせていただき、その場で即決したことを覚えています。人や組織にはターニングポイントがあると言いますが、パフォーミアがまさにそれであり、今考えると二代目として第二創業を実現させるための大きなきっかけとなる出来事でした。

Q3.パフォーミアを、具体的にどのように活用されていますか?  

A.採用試験と自分を含めた社員研修で活用しています。採用試験では、パフォーミアを利用することで面接では分からない、その人自身の本質を見ることができます。生産性を含めた、あらゆる角度からどのような考え方でどのような行動をするのか、また募集している職種に合うかを見極めることができるので、入社後の仕事内容で適応できない可能性を回避することができます。自分を含めた社員研修では、仕事だけではなく人生全般の知識を学ぶことで私生活と仕事の両立の大切さを学び、目標達成の意欲と心構えなど、組織で重要な価値観の共有に役立てています。

Q4.パフォーミア導入後、どんな効果がありましたか? 

A.価値観の共有ができ、業績への意識が向上しました。具体的に言えば、仕事とは、本質的には成果による報酬であることを社員一人一人が理解してくれたので、企業運営がとてもスムーズです。また、社会に貢献することの大事さとその効果を実感することで、仕事の本質や企業の役割を確認でき、今後の方向性と未来に対する確実な自信を持つことができました。

Q5.今後の事業計画、皆さまにPRしたい事業内容があればお話し下さい。

A. 弊社は『遠州バザール』というイベントを主催、運営をしています。イベントのきっかけは東日本大震災で、地域のつながりと地域経済の活性化が目的です。自分だけが良ければいいのではなく、関わる人達が良くなることで自分たちも良くなっていくという考え方で運営しています。この考え方やイベントコンセプトの多くの部分に、パフォーミアの考え方を取り入れています。これからも間違った決断をせずに、社員全員で多くの人達の笑顔を作り出すことによって、繁栄し続けたいと思っています。

▼鈴三材木店企業サイト
http://suzusan.jp/
▼遠州バザール公式HP
http://www.enshubazaar.com/

ー鈴木社長、どうもありがとうございました。ー