人事選考プロフェッショナルの育成

連日、猛暑が続いておりますが、皆さんは熱中症対策をされているでしょうか?今年は40℃を超える地域が多発しておりますので、油断は禁物です。水分や塩分を適度に補給して、体調管理を心がけてくださいね。

さて今回は、既存クライアントの会社が成長し、役員から新任の人事採用マネジャーへ、採用と組織づくりの業務が引き継がれたため、新任のマネジャーに対するチームビルディング研修を行わせていただきました。その感想をシェアさせていただきます。

パフォーミア研修を受けて

パフォーミア研修で私が得られたこと、それは小手先の求人応募者の選別手法ではなく、人事という職務に求められる本質の理解と、人の状態に対しての深い洞察力でした。

私は、前職では販促広告事業に属し、営業として企業のPR活動やチームマネジメントを行っておりました。採用に関しては全く経験がない状態でしたが、人事として今の会社に採用して頂きました。人や組織の可能性に広く深く関与できるということへの喜びと期待と同時に、自分自身に適切な採用ができるのか、という不安も強くありました。

とりわけ自分自身は、人の美点ばかりに目が行き、ネガティブな側面を見抜くことに苦手意識があった為です。その観点から、前職で共に働いていたメンバーからも「Yさんが採用を始めて、その会社は大丈夫なの???」と心配される程でした。主観でよいと思った人を採用して、機能しなかった時にどう責任をとればよいのだろうか…。という不安を抱えたままの入社でした。

しかし、その懸念はパフォーミア研修を受けたことによって解消されました。面談で自分自身が受ける印象や表に現れているスキル面で選考をした後に、パフォーミアの適性検査を受検頂くことによって、表面には出てこない、潜在的なその人の状態を非常に客観的に考察することができるようになったからです。

実際に概念や理論を学ぶだけでなく、講師の先生は私自身が心から納得できるまで、身の回りの事例を思い出し考察することを交えながら、根気強く丁寧にご指導くださいました。私が実感値をもってこの検査を理解するために、近しい人たちのサンプルもとらせて頂きました。その受験結果を見たときは、知人たちの結果に関してあまりにも意外な結果や、腑に落ちない結果が出て、検査結果を疑うこともありました。

しかし、本人によくよく聞いてみると、グラフ結果に示されたリスクは実際に起こっていることばかりで、この検査の洞察の鋭さと深さを感じました。長年付き合いがあっても、知人の状態を見抜けなかった私が、初めて会う応募者の面接で、一緒に仕事をしてみてやっと分かるリスクや状況を見抜くことはほとんど不可能でしょう。それを思うと、この適性検査がこの会社の選考フローに組み込まれていたことはラッキーだったと改めて実感しました。

私はスタッフが自己肯定感を持ちながら、自分らしくイキイキと働ける組織を作っていきたいと思って入社しました。それを実現するためには、今現在の精神面での状態がよく、自社にマッチした特性を持つメンバーを採用することが必要不可欠なのだと、研修を通して理解できました。

お互いに認め合い、ウィンし合える、組織の成長を共に目指せるチームというのは、まず個人が健全な状況である必要があります。それを保ちながら拡大することは、私の所属する30人規模のベンチャー企業にこそ必要です。一人ひとりの影響力が大きく、ネガティブな事象や生産性が低下する原因が作られたときに、それをカバーできる人的パワーの余裕がない極めて繊細な状態だからです。

パフォーミアは、採用シーンだけでなく、スタッフの配属やマネジメントにも、大きなヒントとなると想像できますし、組織コンディションのアセスメントとしても機能するのではないかと思われます。

私はまだ人事としては駆け出しですが、理念に共感してくれる仲間を増やしながら、入社した個人が成長し続けられる環境を生み出すべく、パフォーミア研修で学んだことを一つひとつの場面に落とし込んで行動して参ります。

静岡県 マーケティング会社 人事採用マネージャー Y・Y

人事選考プロフェッショナルの育成

人手が足りていないと感じている中小企業の多くは、総務担当が兼任で採用活動を行っていたり、社長が片手間で採用活動を行っているというケースがほとんどでしょう。

パフォーミアでは、優秀な人材を継続的に獲得をし続けていかなければならない会社のクライアントに対しては、段階的に、人事採用マネージャーの雇用と育成を強くお勧めしています。本格的な採用業務の管理と人材の見極めは、役員が片手間でできる仕事ではなくなってくるからです。

パフォーミアの「チームビルディング研修」は、人材を見極めるノウハウはもちろん、役員や管理職の在り方、マネジメントに大切な要素など、チームづくりの基本を学ぶユニークな研修です。

詳細はこちらをご覧ください↓
チームビルディング研修

人事採用担当者が、経営者や役員と同じ価値観や基準をもつことは、ベクトルのそろったチームを築いていく上でとても重要な要素となります。パフォーミアは、人事採用マネージャーの育成も行っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

関連記事

  1. 役員・管理職の役割

  2. 私たちの生産物(成果物)

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。