部下を仕事に巻き込むには

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皆さん、こんにちは。
パフォーミア事務局です。

「組織づくりのヒントとコツ」をお届けします。

今回のテーマは、「部下を仕事に巻き込むには」です。

さて、今回は、部下を仕事やプロジェクトに参加させる方法について焦点を当てていきたいと思います。

先日、とある小さな会社の役員の方に会いました。ふだんの彼はとても勤勉で、目標達成にフォーカスし、良い結果も出していて、顧客、会社や従業員のために努力を惜しまないような人物です。

しかし、この日の彼は違っていました。そこにいたのは元気のない、仕事に興味を失ってしまったいつもと違う彼でした。彼は動揺していたので、私は「何があったのですか?」と聞きました。

彼は言いました。
「新しいプロジェクトの目標を設定し、スタッフに伝えたんだけど、誰も本気で取り組んでくれないんです。私だけが夜遅くまで働き、土日もないんです。部下たちは通常業務はやりますけど、それ以上のことはほとんどしてくれない。彼らは朝9時に出勤し、夕方6時に退社してしまいます。私はランチに行く時間さえないというのに…」

目標を達成するために、チームを巻き込めず、自分だけでやろうとする上司は、だいたいこんな感じになります。

今回のヒント: 部下を新しいことに参加させる術がわかっていれば、一人で抱え込む必要はなくなります。

もし皆さんがこのような状況に出くわしたなら、新しいプロジェクトに人を巻き込むための手順があります:

1.明確な目標を設定する

2.その目的を定義する。つまり、なぜそれを達成したいのか、そして、それによって自分たちがどんな恩恵を受けられるのかを説明する(得られるものは必ずしも「お金」である必要はありません!)

3.部下に協力を依頼し、プロジェクトのどの部分に取り組めるか、本人たちに選んでもらう

4.担当者たちが納得するような形で、残りの活動も割り当てる

5.定期的なミーティングを行うシステムを確立し、そこで進捗状況を確認し、必要な修正を行う

6.これらのプロジェクトによって、通常業務の生産を低下させないというルールを設ける人は、傍観者でいるうちは無責任なのですが、何かに関与することで、責任をよりしっかり受け入れるようになるのです。

例えば、誰かに床のモップ掛けを手伝ってもらうとします。そうすると、手伝ってくれたその人は、汚れた靴で床を歩く人たちにイライラするようになります。

チームを構築していく術がわからないですか?もしそうであれば、それについて学ぶのは今かもしれません。

チームビルディング研修

皆さんがチームを巻き込んで仕事を成功させ、それによって設定された目標をすべて達成することを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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