生産的でない人に対して試せること

皆さん、こんにちは。
パフォーミア事務局です。

皆さんお元気でしょうか?
今回は、『生産的でない人に対して試せること』について取り上げてみたいと思います。

さて、貴方の職場に
仕事に集中せず
最低限のことしか行わず
どこかよそに注意が行ってしまっている人
がいるとします。

あなたならどうしますか?

イライラして怒鳴ってしまったら、パワハラだと言ってくるかもしれません。
あきらめて無視することもできますが、状況はかわりませんよね。

もしあなたのチームに、そのようなタイプの人が存在しているなら、まずあなたが理解しなければならないのは、あなたは、「コントロール」と「タスク管理」をたくさん行わなければならない人を雇ってしまっているという事実です。

そういう人たちは、自ら主体的になってくれることはほとんどありません。
では、そういう‟生産的ではない人”が職場にいる場合、一体何ができるのでしょうか?

ここに、そういった人に対して試すことができるいくつかの指針があります。

1.彼に明確な目標(ゴール)を与える。もしくは、求められる結果を明確に示す。
例:「A社に提出するプレゼンの「統計資料」を、今日の15時半までに必ず仕上げてほしいです。」

2.目標(ゴール)の他に、-正確に何を、どのように、いつ行うべきか、といった道筋を設定する。
例:「デザインに凝りすぎる必要はないです。10ページくらいの量なので、1ページ平均30分くらいで仕上げないと間に合わないです。」

3.締め切りや期限に注意してください。生産的でない人に仕事を依頼する場合、期限はとても大切です。あまり勤勉でない人に対しては、物事を時間通りに完了するように要求することがものすごく重要になります。
例:「15時半には必ず提出してください。私は今日の夕方にしか校正する時間がとれないのでよろしくお願いします!」

4.ルーティンの管理も行う必要があります。上司は、あまり役に立たない人に対しては、継続的にコントロールしていかなければなりません。
例:「毎日、その日に完了するべきタスクをリストして、それぞれが完了したら、完了時間を記入して夕方提出してください。」

(※高圧的な態度ではなく、オフィシャルに行ってください。)

このような指示をすると、次のいずれかの現象が起こるでしょう。

A. それを不快に感じたりプレッシャーと感じて、「もっと楽な」仕事を探しにいく。(実際には、そんな楽な仕事なんてありませんが…)

B. あなたの笑顔が減っていく。 あなたはそういう人の管理に信じられないほどの労力を奪われることに気づくでしょう。そして結局、自分でやった方が早いという結論に至るようになります。

C. 生産を上げ始め、より活発になり、独り立ちしていく。
(もちろんこれが一番理想的ですが。)

生産的でない人を生産的にする魔法はありません。

しかし、そういう人たちをそのまま放置して、何も手を打たなければ、あなたの職場の生産性はさらに下がっていってしまうだけです。

ですから、これらの指針を試してみてください。今後の方向性がハッキリしてくるはずです。
そして、もし何か気づいたことがあったら教えてください。

最後に

社員の「生産性」を向上させることが、きわめて重要であることに疑いの余地はありません。
しかし、「人材への投資」は、正しく行われなければ無駄に終わってしまうでしょう。

生産的な人とそうでない人を見極める方法を学んでください。
それを学ぶことで、皆さんのチームは、より安全で安定した有能なチームになっていくでしょう。

もし「人」にまつわる課題や問題があれば、お気軽にお問合せください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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