よくある組織の問題-その根源

ベンチャー・中小の経営者や人事が抱える組織の問題や悩みは、だいたい共通しています。

よくある組織の問題や悩み

・人手が足りない
・経営理念やヴィションが浸透しない!
・給料に見合った働きをしない社員がいる!
・人件費が財政を圧迫している!
・求人広告をいくら出してもぜんぜん応募がこない!
・面接ではよく見えたのに採用してみたら期待外れだった!
・せっかく採用した人材なのにすぐに辞めてしまった!
・人材の見極めに関する明確な基準がない!
・いつまでも選考に自信や確信が持てない!
・雇用のミスマッチが頻発している!
・社員の適性がわからず有効活用ができていない!
・お金をかけて教育してもぜんぜん変わらない!
・トラブルメーカーが問題を頻繁に持ち込む!
・部門間の対立が起こっている!
・人間関係がギクシャクしている!
・社員の定着率が低く離職率が高い!
・チームの方向性にまとまりがない!
・行動規範やルールが守られない!
・パワハラが起こっている!
(大企業、同族企業の場合、さらに特有の問題があります。)

こういった問題や悩みは、一体どのようにして起こってくるのでしょうか?

問題の根源

「はじめが肝心」あるいは「はじめ良ければ終わりよし」という諺がありますが、組織の問題や悩みの大半は、最初に押さえておくべきポイントを知らなかった、もしくは、軽視してきたことに端を発しています。

つまり、組織づくりや採用の段階で、最初に押さえておくべきことが無視されたり、省略されてきた結果、あとになって問題や不具合が起きているということです。

例えば、経営理念やヴィションが浸透しないというあるケースでは、経営者自身の中で、強みや理念がきちんと明確になっていませんでした。

生産性の低い社員に悩まされていたある会社の例では、もともと採用基準が曖昧で、適性のない人材をたくさん雇っていました。

頻繁にトラブルを起こす社員に困っていた別の会社の例では、人を見極める術がなく、そもそもトラブルを引き込みやすい傾向がある人を雇用してしまっていました。

もちろん、ビジネスを進めていく中で起こってくる問題もあります。

ある会社では、営業部門と生産部門が対立するようになってしまい、その原因を調べてみると、双方の視点に相違が見られ、そこが調整されていなかったことがわかりました。

組織の方針や人事評価制度などが確立されていないために、混乱が起こっている会社もありました。

このように、問題を掘り下げていくと、その根源や原因となるものに突き当たります。

人手が足りないという状況

人手不足を訴えている中小企業はたくさんありますが、やはりこの問題も根源から見ていかなければ解決には繋がらないでしょう。

今日のような売り手市場ではとくに、魅力のない会社、人気のない職種には、人は集まりません。そして、良い会社であっても、その良さをPRしなければ、応募は期待できません。

個々の会社が抱えている状況はそれぞれ異なっていますが、突き詰めていけば、必ず人手が足りていない状況の原因が見つかるはずです。

とにかく、皆さんが本気で会社を存続させたいという思いをもっているならば、できるだけ早い段階で、問題の根源に向き合うことを強くアドバイスします。

そうでなければ、これらの問題は慢性化していき、組織がどんどん螺旋状悪循環に陥っていくことになるからです。

根源を突き止めることを恐れない

問題の根源を突き止めていく過程で、ときには自分たちの力のなさを思い知らされてショックを受けたり、直面しがたい原因に行き当たることもあるでしょう。

それでも、問題の根源を突き止めることを恐れないでください。なぜなら、それを避けたり、見て見ぬふりをしてきたからこそ、まさに皆さんは問題や悩みを抱えることになったのですから!

恐れを乗り越え、問題の根源に向き合い、それを認識するようになれば、通常、人はその問題を処理しはじめます。そして、それこそが真の成長だと私は思っています。

解決の糸口

組織の螺旋状悪循環を逆向きに変えていくためには、無知の状態から抜け出し、問題の根源を突き止め、処理していくことが必要になります。

そして、中小・ベンチャーの場合、それができるのは、組織に対する責任を自覚している経営者、役員、人事責任者の皆さんだけです。

パフォーミアの「チームビルディング研修」は、経営者や人事の皆さんを対象に、よくありがちな組織の問題に焦点をあて、それらを根底から解決していくための知識とノウハウを提供します。

それによって、皆さんは、自分の組織のさまざまな問題の根源を認識し、状況を処理していくためのアイデアや糸口を得ることになるでしょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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