組織を機能させるための三要素

皆さん、こんにちは。

ビジネスの三要素は「ヒト・モノ・カネ」と言われていますが、「組織を構成する三要素」を尋ねられたら、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか?

組織という主題に関しては、多くの学説や考え方がありますが、私たちは「機能する組織」の要素として、以下の三つを重視しています。

機能する組織の基本要素①

「機能する組織」を構成する最初の要素は、当然「ヒト」になります。組織は「ヒト」そのものが存在しなければ成り立たないからです。そして、ここでいう「ヒト」とは、心身ともに良い状態の「ヒト」を指します。

健康なヒトが、健康な心や身体などでできあがっているように、どんな組織であれ、「ヒト」の状態が良ければ、組織もより良くなっていき、ビジネスもうまくいくことは明白だからです。

良い状態の「ヒト」は、ものごとをプラスの方向に推し進めることができ、周囲を巻き込んで、組織を活性化していきます。

しかし、個人の状態が落ち込んでくると、徐々に、精神面、身体面において、主体性は失われていき、自己決定に基づいて行動することができなくなってしまいます。

そして、個人の状態がさらに悪化してしまうと、悪性腫瘍が身体を蝕んでいくかのごとく、マイナスのエネルギーが組織にまん延するようになります。

組織の状態はそれを構成する個々の「ヒト」の能力や状態によって大きく左右されるわけです。

ですから、既存の社員の状態を良好に保つこと、そして、採用する人材の能力や状態を把握しておくことは、組織づくりの土台とも言えるでしょう。

経営者や人事責任者は、自分たちの組織、とくに「ヒト」の状態に、常に関心を向けておく必要があります。

機能する組織の基本要素②

「機能する組織」を構成する次の要素は、やはり「共通の目的」です。

どんなビジネスであれ、人を募集して活動を行っていく場合、誰もが受け入れられる「共通の目的」を掲げることが必要不可欠になります。

なぜならば、人は皆、価値観も目的もバラバラだからです。「共通の目的」が欠けていると、その集まりは「組織」として機能できなくなり、ベクトルがバラバラになった「群衆」と化してしまうでしょう。

「共通の目的」は、経営理念として、または戦略計画やターゲットなどの形で共有されるべきであり、それによって、組織の方向性に同意が形成されるようになります。

「共通の目的」を掲げることは、経営者、役員の義務になります。

機能する組織の基本要素③

そして、「機能する組織」の最後の要素は、「構造」となります。

ここでいう「構造」とは、組織図、人事制度、賃金体系、社内ルールなど、組織の「仕組み」や「構造」そのものを指します。

せっかく潜在能力のある人材を雇用しても、人事制度、社内ルール、組織の構造が確立されていないと、やがて社員のモチベーションは下がってしまい、辞められてしまうなどの状況が続くことになります。

人を募集し、活動していくのであれば、お互いの活動がお互いを干渉し合わないようにする規則も必要になりますし、指示命令系統、ビジネスフローの調整、役割の明確化なども行う必要があります。

人事制度や給与体系も、客観性、公平性、透明性のある仕組みにしていく必要があり、個々の社員が、何をどう生産すれば、どう評価され、どのように報われるのかということも教育しておく必要があります。

これらの「構造」をないがしろにしてしまうと、要らぬ対立、事故、トラブル、嫉妬、妬み、不公平感、モチベーションの低下、離職などのネガティブな要因がどんどん入り込んでくることになるでしょう。

組織の「構造」を調整していくことは、「組織化」とも言われます。「組織化」に責任を持つべき人は、やはり、役員、人事責任者となります。

まとめ

機能する組織を確立していくためには、これらの三つの要素、すなわち「ヒト・共通の目的・構造」をバランスよく整えていく必要があります。

もし、皆さんの組織がうまく機能しないときには、これらの三つの要素のどこが欠けているのかを見つけ出してください。

・「ヒト」そのものに何らかの問題がないか?
・「共通の目的」が形骸化したり、希薄になってしまっていないか?
・「構造」のどこかにおかしい点がないか?

よく調べていけば、これらの要素のどこかに必ず問題の根源が見つかるでしょう。

パフォーミアは、皆さんの組織が「機能する組織」となるための知識、ノウハウ、アドバイスを提供しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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