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皆さん、こんにちは。
パフォーミア事務局です。
「組織づくりのヒントとコツ」をお届けします。
今回のテーマは、「成果と性格のどっちが大事?」です。
さて、求人媒体や人材紹介などの様々なサービスの紹介を見ると「優秀な人材を採用できた」とか「そのサービスのおかげで応募が増えた」といった成功事例がいくつも掲載されていますが、採用された人たちのその後どうなっているのでしょうか?
もちろん、その会社に定着して、バリバリ生産を上げている人もたくさんいることでしょう。
しかし、面接では振る舞いが良く、性格的にも問題なさげで、すべてが素晴らしく見えた人が、採用されたあとは何の成果も出せず、結局失望に終わったという事例も世の中にたくさん溢れていますよね。
具体的な例を挙げましょう。
ある会社の人事責任者は、面接で、親切そうで真面目に見え、思いやりのありそうな女性を新しく採用し、何時間も研修を行いました。
その人は、確かに真面目で親切でしたが、結局1年後、その会社を去っていきました。そして、この状況が大きな失望をもたらし、その人事責任者は新たな選考を始めることに消極的になっていきました。
さて、どこで間違ったのでしょうか?
面接ではとても良く見えたのに!
(パフォーミアを知っている人なら、何を言いたいのかがわかると思いますが)このクライアントは選考の過程で、非常に重要なことを過小評価していました。
その候補者の「生産性」が十分かどうかを徹底的にチェックしていなかったのです。
そして、この「生産性」というものは、どんなに性格がよくても置き換えることができない別ものなのです。
今回のヒント:
もし、雇用した人材に投資したエネルギーと時間が自分たちに返ってくることを確実にしたければ、生産性を過小評価しないでください。
採用の場合は、過去に価値ある何か(成果物や結果など)を生み出してきたかどうかに焦点を当て、その人の背後に具体的な何かが見えることが重要です。
そして、経歴照会で裏付けを取ることも忘れないでください。
そうすれば、以前の仕事でうまくいった方法が今の仕事でも通用するのと同様に、貴社に合う人材に出会う確率が非常に高くなります。
私たちは経験上、多少、性格的な問題点が存在していても、元々の生産性が高ければ、素晴らしい結果を残したり、機能できる人がたくさんいるということを知っています。
ですが、残念ながらその逆はありません。つまり、元々の生産性が低い人は、どんなポジションに就いてもあまりうまくいかないということです。これは本当のことです。
私たちは日々このようなことに遭遇しており、たとえそれが当たり前のことだとしても、皆さんに、何度もお伝えする必要があると考えています。
個人の生産性を調べるノウハウを学びたいですか?もしそうであれば、それについて学ぶのは今かもしれません。
皆さんが、生産性の高い人材をよりたくさん雇えることを願っています。
最後までお読みいただき有難うございました。
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