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皆さん、こんにちは!
パフォーミア事務局です。
「組織づくりのヒントとコツ」をお届けします。
今回のテーマは、「パフォーマーを育てるには?」です。
さて、突然ですが質問です。
皆さんは、自立した生産的な人たち(パフォーマー)を育てたいですか?
もしそうであれば、あなたの会社で働いている人たちが、彼らの職務(ポジション)の生産物(最終成果物のこと)が何なのか十分に知っていることを確実にしてください!
そういうと非常に単純に聞こえますが、多くの企業では、特定のポジションでの最終成果物が何なのかが明確にされていません。
例えば、営業というポジションは、「自社商品を納得して購入してくれたお客様」が最終成果物となるでしょう。そして、その測定手段として「売上」や「契約件数」などが使われます。
ところが、事務職、経理、広報などに関しては、最終成果物をまったく定義されていなかったりします。
何かがうまくいっているのか、あるいは、本来あるべき姿ではないのかをどうやって知るのでしょうか?
例えば、社長が「この部門(この人)のパフォーマンスはよくわからないね…」と言ったとします。
そのようなコメントが発せられるときは通常、そのポジションが生み出す価値が定義されていなかったり、間違った成果物、測定手段が割り当てられている可能性があります。
各々のポジションの成果物は、明確に分類でき、測定することができます。信じられないかもしれませんが、突き詰めて考えていけば、すべての職種でそれを行うことは可能なのです。
問題社員がどれだけの仕事をしているのか、彼が時間の経過とともにその領域をどれだけ改善できたのかを測定することも可能です。
今回のヒント:
会社を見まわして、各々のポジションに明確に定義された成果物があり、そのポジションにいる人がそれを要求されていることを確実にしてください。
ただし、要求の仕方は、相手の性格によって変えるべきです。ダイレクトに言いすぎたり、高圧的に要求をすると辞めてしまう人もいるからです。
また、パフォーマーではなく、ドゥーアーでいる方がいいと思っている人もいます。
賢く上手に、みんなに成果物にフォーカスしてもらう仕組みとマネジメントが鍵となります。
これらを習慣化していけば、その中から最低20%は、本当に自立したパフォーマーが育ちます。(あまりごり押しすると、脱落してしまう人もたくさんでてきます。)
成果物を明確にする方法、それを社員に意識させる方法がわからないですか?もしそうであれば、それを学ぶのは今かもしれません。
そのような人がたくさんいる会社は、より魅力的になるでしょう。
皆さんのチームに、より多くのパフォーマーが増えることを願っています。
最後までお読みいただき有難うございました。
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