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皆さん、こんにちは!
パフォーミア事務局です。
「組織づくりのヒントとコツ」をお届けします。
緊急事態宣言の解除で、在宅ワークをしていたスタッフも職場に戻り始めていると思いますが、皆さんのチームの調子はいかがでしょうか?チームとしてもっと機能できるように、何かをしなければと感じていますか?
今回のテーマは、「チームを再び団結させるには?」です。
さて、不確実で先の読めないこのご時世、業種によっては、仕事がなくなってしまい辞めざるを得なかった人、将来に不安を感じて自から退職してしまった人たちもいますが、大半の人たちは、会社とともに存続していくために何かしらの努力していますよね。
しかし最近、いくつかの企業で、以前には全体的にうまく機能していたチームが、宣言解除や在宅ワークから戻った後、まとまりが失われてしまったとか、以前より会社の雰囲気が悪くなった、といった話を耳にするようになりました。
人事部門やマネジャーは、どうやったら社員やスタッフがもっとお互いに向き合い、もっとコミュニケーションをとり、元通りの機能していた状態に戻せるのか、試行錯誤を重ねていますが、多くの人たちの中に、(目には見えない)バリアや引き下がった感じが見受けられます。
その原因は、人間関係の分断、親愛の情の低下です。
政府や医師会は、「飛沫防止のために、会食はもちろん会話も慎むように!在宅ワークを増やすように!もっと距離をとるように!さもないと‥」と散々制限をかけてきました。ちょっと友人と飲み会でもしようものなら、世間からバッシングされ、悪者扱いをされてしまいます。
そんな環境ですから、多くの人が、人との距離をとらないと危険で、誰とも連絡をとらない方が便利で、わざわざ会わなくてもオンラインのコミュニケーションの方が安全で…と刷り込まれてしまっています。
では、そういった状況をどうやって回復させていけばよいのでしょうか?
もう一度、人々が進んで協力し合うようにするには!
まず、人々に、彼らが足りないと感じている情報やモノを埋めていく必要があります。多くの場合、仕事や人生の情報、想定していなかった事態に対処するための情報が不足していることが多いでしょう。
いくつかヒントとなる例を示します。
・緊急事態宣言や移動自粛の環境で、どんなアクションが生産に繋がったのかを共有するようなミーティングを開く。
・正確に何が欲しいかを人々に尋ねる。「あなたはどんなアイデアが足りない?」と聞いてみるのも良いでしょう。
そこで人々か不足していると感じている情報やデータを埋めていくのです。
それから、人間関係、親愛の情の回復に向けた取り組みを行います。例えば、
・経営者ともっと社員と話す機会を設ける。社員たちにとって、経営者は特別な存在なので、経営者との距離が遠くなってしまうと、不安に感じるからです。
・みんなでオフィスの掃除をして、ご褒美としてバーベキューなどの楽しい食事を提供する。チームで何かを成し遂げる感覚が戻ってくるでしょう。
・全員が(数百円未満の)小さなものを持ち寄って、交換し合う「遊び感覚」のランチ会を開く。ささいな話題から、楽しいコミュニケーションが生まれるでしょう。
・ポジションを半日交換する。たとえば、セールスは半日アシスタントを支援し、アシスタントは残りの半日セールスマンを支援する。これを行うと、どちらも相手の立場をよりよく理解するようになり、より多くのコミュニケーションが生まれ、より効果的に協力する方法を見つけられることもあります。
などです。
もちろんまだ、政府やマスコミは恐怖を煽ってくるでしょうから、誰もがすぐ、このような活動に前向きに持って参加してくれるとは限りません。
ですが、段階的に少しずつ、こういった活動を何か始めてください。そうすれば、他の人たちも徐々に参加し始めることがわかるでしょう。(但し、感染対策はしっかりしてくださいね)
皆さんのチームが早く元通りに戻ることを願っています!
最後までお読みいただき有難うございました。
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