部下のモチベーションの管理

皆さん、こんにちは!
パフォーミア事務局です。

「組織づくりのヒントとコツ」をお届けします。
今回のテーマは、「部下のモチベーションの管理」についてです。

“部下のモチベーション”というと、金銭的な報酬を与えればいいと思い込んでいる人が結構たくさんいます。もちろん、中には「とにかくお金」のためだけに働いている人もいますが、全員がそうというわけではありません。

特にお金のためだけで働いているわけではない人、つまり、皆さんが一緒に働きたいと思うような人は、“経済的な理由”を主要なモチベーションにはしていません。

では、何が、そういった人たちのモチベ―ションを突き動かすのでしょうか?
安定性、居心地の良さ、やり甲斐、成長性、達成感、信頼感など、いろいろなモチベーションの要素はありますが、数多くの企業の社員のモチベーションをヒアリング/観察してきた結果、ほとんどの人は、“もっと注意を向けてほしい“と望んでいることがわかりました。(ここでいう「注意」とは「誤りを指摘する」という意味ではなく、「関心を注ぐ」という意味です。)

子どもたちを見ていると、「パパ見て!ママ見て!」と親からの「注意」を欲しがりますよね。そして「注意」を向けてもらえないと意気消沈します。それは大人であっても同じようです。

特に部下は、ボスや上司から「(ポジティブな)注意」を向けられると、エネルギーを注入された状態になり、モチベーションが上がることが観察できます。

そこで、今回のヒントはこちらになります。
あなたの注意と関心を駆使して、部下のモチベーションを上げてください。

皆さんがボスや上司の立場にいるなら、部下のマネジメントの一環として
・彼らがどのように行動しているか
・彼らが自分の結果をどのように認識しているか
・彼らは何を改善したいか
・彼らは何に満足しているか
・彼らは何をサポートしてほしいのか
などを把握するために、定期的にミーティングを行ってください。

具体的には…
ミーティング時間を利用して、生産性の高い人材には賞賛を示し、部下の関心を将来の活動に向けることができます。そうすることで、彼らのモチベーションを高めたり、新しいアイデアを引き出し、更には、不要な誤解と問題を防ぐこともできるでしょう。

もし皆さんが、今まで部下にそれほど「注意と関心」を示してこなかったとしても、今からでも遅くはありませんので、是非試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事

  1. 従業員の啓発をどのように行っていくか

  2. ストッパーとトラブルメーカー

  3. パフォーマーを育てるには?

  4. 低いプレッシャー耐性について

  5. 生産的でない人に対して試せること

  6. モチベーションと福利厚生

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。